群疑に因(よ)りて独見を阻むことなかれ。己の意に任 […]
金銀も土石のごとく思うなり
我今の生涯は、一身の安楽より外、何の望もこれなし。 […]
天下また乱世となるべし
家康公関ケ原の一戦に若(もし)打負たまはば、天下又 […]
誰か過ちなからん
古語に、人聖人にあらず、誰か過(あやま)ちなからん […]
秀吉の手紙
信長より中国の毛利攻めの命を受けた秀吉は姫路に入り […]
善の善なる者也
「知略を好み、人を殺す事を好まず。毎毎和議を以(も […]
我、人に功あれば念うべからず
我、人に於いて功あれば念(おも)うべからず。しかし […]
適材適所を把握する秘訣
如水は長政や諸家老を前に、上下の相性は不正の根源に […]
相口と不相口
あるとき、如水は長政や諸家老を前に『相口』と『不相 […]
吾れ書を読むに方り
吾(わ)れ書を読むに方(あた)り、一たび古昔聖賢( […]
相去ること霄壤なり
己を返みる者は、事に触れみな薬石と成る。人を尤(と […]
一物を多くすれば・・・
一物(ぶつ)を多くすれば斯(ここ)に一事を多くし、 […]
海舟の読書の勧め
海舟曰く「若い時は本が嫌いで手紙でも書きはしなかっ […]
己に在るものを恃むべし
士は当(まさ)に己に在るものを恃(たの)むべし。動 […]
麻生家信の事
筑前国続風土記の古城古戦場三「内藤陣山」には現在の […]
二天記・巌流島の戦い
巌流島の決闘当日 日高まるまで武蔵、 […]
七年一変の説
ワシはもと西洋人の言うた七年一変の説ネ。アレを信じ […]
勝先生は殺生を好まず
害をしない鳥が自分の山で面白く遊んでいるのをむやみ […]
当に人情を斟酌し
政(まつりごと)を為す者は但(ただ)当(まさ)に人 […]
武蔵と伊織の出会い
武蔵が出羽を旅していた時の事、正法寺原辺りでドジョ […]
勝と伊藤博文
岩波文庫『新訂海舟座談』の付録には勝の使用人・森田 […]
能く人を容れる者にして
能(よ)く人を容(い)るる者にして、而(しか)る後 […]
禍は免るること能わず
数有るの禍(わざわい)は竟(つい)免るること能(あ […]
苦は楽の種、楽は苦の種
苦は楽の種、楽は苦の種と知るべし。 水戸光圀の言葉 […]
帰師は遏むるなかれ
孫子の「囲師遺闕」(囲んだ敵には逃げ道を残す)は有 […]
是れを過ちと謂う
子曰(いわく)、過(あやま)ちて改めざる、是(こ) […]
冷眼にて人を観る
冷眼観人、冷耳聴語、冷情当感、冷心思理 冷眼にて人 […]
人を責むる者は・・・
人を責むる者、過ある中に於いて過なきを原(たず)ぬ […]
馬耳東風って李白の言葉!?
詩を吟(ぎん)じ賦(ふ)を作る北窓の裏 万言(まん […]
小敵の堅は大敵の擒なり
故に用兵の法は、十なれば則(すなわち)ちこれを囲み […]