冷静を保つ

人間は感情の生き物ですが、だからこそ冷静を保つ努力が必要です。冷静な見方、冷静な考え方、冷静な行動を勧める言葉です。
 


此れ坐忘と謂う 投稿日2024年9月8日
肢體(したい)を墮(おと)し、聰明を黜(しりぞ)け、形を離れ知を去りて、大通に同ず、此(こ)れ坐忘と謂(い)う。   身体を離れ、聡明さを棄て、形に囚われる事なく、知識を忘れれば、道に通じる [...]

日常の出来事に心を乱すなかれ 投稿日2024年2月23日
ベンジャミン・フランクリンの十三徳目 その十一   平静 ささいなこと、日常の出来事に心を乱すなかれ。   誰でも腹の立つことはあるものですが、確かに自身のためにならない思考はムダ [...]

小人と仇讐することを休めよ 投稿日2024年1月20日
小人と仇讐(きゅうしゅう)することを休(や)めよ。小人は自ずから対頭(たいとう)あり。君子に向かいて諂媚(てんび)することを休めよ。君子は原(もと)より私恵なし。 小人といがみ合うようなことをしては [...]

公論を借りて私情を・・・ 投稿日2023年11月19日
群疑に因(よ)りて独見を阻むことなかれ。己の意に任せて人の言を廃することなかれ。小恵を私して大体を傷(やぶ)ることなかれ。公論を借りて私情を快くするなかれ 多くの人が受け入れないからといって少数派に意 [...]

冷眼にて人を観る 投稿日2022年12月4日
冷眼観人、冷耳聴語、冷情当感、冷心思理 冷眼にて人を観、冷耳にて語を聴、冷情にて感に当たり、冷心にて理を思う 洪自誠/菜根譚   「冷」は冷静なという意味。人とは何事にも感情が入りやすいもの [...]

怒りを以って師を興すべからず 投稿日2022年9月13日
『孫子 -火攻篇第十二-』に書かれている言葉です。 主は怒りを以って師を興(おこ)すべからず。 将は愠(いきどお)りを以って戦うべからず。 利に合えばすなわち動き、利に合わなければすなわち止む。 [...]

人是を名人と云也 投稿日2021年6月19日
平常心を以(もって)一切の事をなす人を、人是(これ)を名人と云也 柳生宗矩/兵法家伝書   怒り、怯え、焦り、緊張、これらのような感情を抑えて事をなす人になれればよいのでしょうが、人それぞれ [...]

勝たむとうつべからず 投稿日2021年6月17日
勝たむとうつべからず負けじとうつべきなり 博打は勝とうとして打ってはいけません。負けないように打つのです。 吉田兼好/徒然草   吉田兼好が勝負に勝つ秘訣を尋ねた際に、博打名人が語った勝負事 [...]

怒は敵と思え 投稿日2021年6月15日
怒は敵と思え 徳川家康   「怒は冷静さを失い、客観的な判断ができなくなる。相手のペースにはまらないように、怒は敵と思い、制することが出来なければならい。」といったところでしょうか・・・ 孫 [...]

菜根譚・寵辱に驚ず 投稿日2021年6月8日
寵辱に驚ず、閑(しず)かに看(み)る庭前の花開き花落つるを。   人気を得ても、辱しめを受けても右往左往することなく、庭先に咲き、また落ちる花をひとり静かに眺めて見る様な心境が大事である。 [...]

冷静に柔軟な判断をするには 投稿日2019年9月23日
勝海舟は「氷川清話(講談社学術文庫)」でどんな時でも、どんな場面でも冷静な判断を行うための要点を次の通り語っています。 人は何事によらず、胸の中から忘れ切るということが出来ないで、始終それが気にかか [...]