己の欲せざる所は人に施す勿れ

子貢問うて曰、一言にして以て終身これを行なうべき者ありや。子曰、それは恕か、己の欲せざる所は人に施す勿(なか)れ。
弟子の子貢が「一生を通じて為すべきことを一言で表すとどんな言葉でしょうか?」と孔子に問います。これに孔子は「それは『恕』だろう。自分が人からされて嫌な事は、人にはしない事だね」と答えた。

孔子/『論語』巻第八

 
孔子の域に達するのは難しいのでしょうが、三十路頃までには人格に問題がない限りある程度に身に付くものと思われるのですが・・・


子貢(しこう)・・・孔子の弟子。多くの弟子の中でもかなり優秀な人だったようです。
恕(じょ)・・・思いやり。人を許す心。