三十六策、是れ走を上計とす

檀公三十六策、是れ走(にぐる)を上計とす
三十六計逃げるにしかず。

蕭子顕/南斉書・王敬則伝

 


檀公(だんこう)・・・南北朝時代の宋の将軍・檀道済(だんどうさい)の事。『兵法三十六計』の作者。
南斉書・・・中国・二十四史のひとつ。南北朝の梁の時代に書かれた南斉の史書。
蕭子顕(しょうしけん)・・・南斉を起こした蕭道成(しょうどうせい)の孫、南斉の史書『南斉書』を記す。
王敬則(おうけいそく)・・・蕭道成の配下で南斉の建国に功のあった将軍。