論語・色を好むが如くする者を見ざるなり

子(し)曰(い)わく、己(や)んぬるかな。吾れ徳を好むこと色を好むが如くする者を見ざるなり。
先生が言われた「どうしようもない事だ。色を好む者は沢山いるのに、徳を大事に思う者はなかなか見当たらない。」
 
このように理想の社会を目指すためには『徳』がまだまだ足らないと孔子は言っているのですが、生物学見地から見ると致し方ない事なのかもしれません。