『益軒十訓』を代表する教訓書の一つで子供の教育に関する著作になります。構成は巻一「総論上」、巻二「総論下」、巻三「読法書」、巻四「手習法」、巻五「教女子法」の五つの巻から成っています。『女大学』は和俗童子訓巻五の「教女子法」を元に作成された書物のようです。
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【「和俗童子訓」に関する投稿】
女子に教うる法 投稿日2026年1月1日
女の徳は和順の二をまもるべし、和(やわらか)くとは心を本としてかたちことばもにこやかにうららかなるを云う。順とは人にしたがいてそむかさるを云。
女の徳は「和」と「順」の二つを守ることである。「和」と [...]
性をかざる事を知る事なし 投稿日2026年1月1日
いにしへ張華が女子の箴(せん)とて女のいましめになれる文を作りしにも、人みな其(その)かたちをかざる事をしりて其性(さが)をかざる事をしる事なしといえり。性をかざるとはむ(生)まれつきのあしきをあらた [...]
今年の今日の今時、再歸らず 投稿日2025年12月13日
古語に、光陰矢のごとく、時節流るるが如し。又日(いわく)、光陰惜(おし)むべし、是を流水に讐(むく)ふと云へり。月日のはやき事、年々にまさる。一度行きて歸らざる事、流水の如し。今年の今日の今時、再歸ら [...]
妄りに人をほめそしるべからず 投稿日2025年12月11日
人のほめそしりには、道理に違へる事多し、悉(ことごと)く信ずべからず。愚なる人は、聞くに任せて信ず。人の言ふこと、我が思うこと、必理に違(たが)ふこと多し・・・(中略)・・・人の言へる事を悉く信じ、我 [...]
人に三愚あり 投稿日2025年11月30日
人に三愚あり。我をほめ、子をほめ、妻をほむる、皆是愛におぼるるなり
和俗童子訓-巻之一-/貝原益軒
「およそ人の悪徳は矜(きょう)なり。矜とはほこるとよむ。高慢の事なり。矜なれば自ら是と [...]