五輪書

『五輪書』は武蔵が晩年に熊本の霊巌洞に籠って書き上げた兵法書になります。地、水、火、風、空の五巻からなり、武蔵は死に際して弟子の寺尾孫丞にこの書を託しています。
 

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【「五輪書」に関する投稿】

道の鍛錬する所 投稿日2021年7月18日
道の鍛錬する所 宮本武蔵/五輪書-地の巻-   五輪書・地の巻の「兵法を鍛錬するための九つの心構え」の第二にこの言葉が挙げられています。 武蔵は『五輪書』の中で『道』いう言葉を多数使っていま [...]

僅かな事にも気を付ける事 投稿日2021年7月11日
僅かな事にも気を付ける事 宮本武蔵/五輪書-地の巻-   武蔵はこの言葉を「兵法を鍛錬するための九つの心構え」の第八に挙げています。 手前の事だけではなく、色んな事に興味を以って観察する事、 [...]

同じ事を度々する事悪き所なり 投稿日2021年7月9日
戦う内に同じ事を度々する事悪き所なり。同じ事二度は是非に及ばず三度するは甚だ悪し。 宮本武蔵/五輪書-火の巻-   武蔵は同じ戦法を二度行うのは良くなく、三度以上繰り返すのは非常に悪いことだ [...]

鍛錬を以て總體自由になれば 投稿日2021年7月6日
直なる道を務めては手に打ち勝ち、目に見る事も人に勝ち、又鍛錬を以て總體(からだ)自由になれば身にても人に勝ち、又道になれたる心なれば心を以ても人に勝ち此所に至つては、いかにして人に負くる道有らんや 真 [...]

此兵法の書五巻に仕立つる事 投稿日2021年7月4日
五つの道を分ち、一まき一まきにして、其理を知らしめんが為に、地水火風空として五色に書き顕す也。 宮本武蔵/五輪書-地の巻-   武蔵は『地の巻』で次の通り、各巻の意味を簡単に説明していますが [...]

諸芸にさはる所 投稿日2021年7月1日
諸芸にさはる所 宮本武蔵/五輪書-地の巻-   武蔵はこの言葉を「兵法を鍛錬するための九つの心構え」の第三に挙げています。 また、同様に 第四に諸職の道を知る事。 第六に諸事目利きを覚ゆる [...]

世の大がねに合せて見る時は 投稿日2021年6月29日
実の道を知らざる間は佛法によらず、世法によらずおのれおのれは慥(たし)かなる道と思ひ、よき事と思へ共、心の直道よりして、世の大がねに合せて見る時は、其身其身の心のひいき、其目其目の心のひずみによる、実 [...]

千日を鍛とし萬日を錬とす 投稿日2021年6月22日
千日の稽古を鍛とし、萬日の稽古を錬とす 宮本武蔵/五輪書-水の巻-   自身は人生で、ほぼ努力した覚えがありませんが、頂点を極める人はやっぱり努力してんだろな~って思います。 [...]

後は大に歪むものなり 投稿日2021年6月20日
少し心の歪みに付いて、後は大に歪むものなり 小さい歪みは、あとには大きく歪むものである 宮本武蔵/五輪書-地の巻-   最初が曲がっていれば、放物線を描く様に大きく曲がって行くに違いありませ [...]

役に立たぬ事をせざる事 投稿日2021年6月17日
役に立たぬ事をせざる事 宮本武蔵/五輪書-地の巻-   これは『五輪書 地の巻』の末に書かれる「兵法を鍛錬するための九つの心構え」の第九に挙げられています。 一瞬なるほどと思ってしまうのです [...]

目に見ヘぬ所をさとつて知る事 投稿日2021年6月13日
目に見ヘぬ所をさとつて知る事 宮本武蔵/五輪書-地の巻-   目に見えるところだけ、耳に入るところだけを信じたがための、苦い経験。そんな経験が幾つかあって、やっとこの言葉の意味が理解できるよ [...]

構えあって構えなし 投稿日2021年6月12日
構えあって構えなし 宮本武蔵/五輪書-水の巻- 流儀ごとに太刀の構えはあるが、構えは勝負に勝つための一つの手法に過ぎない。構えにこだわり過ぎると、臨機応変の手段を選択する妨げとなる。 新選組で沖田総 [...]