兵法三十五箇条

『兵法三十五箇条』は武蔵が書いたといわれる剣術実践の書で、序には「兵法二刀の一流、数年鍛錬しところ、今初めて筆紙にのせ申しこと、前後不足の言のみ申し分け難き候へども、常々、仕へ覚え候 兵法の太刀筋、心得以下、存するを出すに任す、大形を書き顕す候ものなり」と書かれ、その後簡潔な文章で三十五箇条が並べられています。
 

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【「兵法三十五箇条」に関する投稿】

敵に成ると云事 投稿日2026年10月18日
我身敵にしておもうべし、或は一人取籠か又は大敵か、其(その)道達者なる者に會ふか、敵の心の難堪(なんたん)をおもひ取るべし、敵の心の迷うをば知らず、弱きをも強しとおもひ、道不達者なる者も達者と見なし、 [...]

いとがねと云事 投稿日2026年10月18日
常に糸がねを心に持つべし、相手毎にいとを付けて見れば、強き所、弱き所、直(なお)き所、ゆがむ所、はる所、たわむ所、我心をかねにして、いとを引きあて見れば、人の心能(よ)く知る者也、其(その)かねにて圓 [...]

間積りの事 投稿日2026年10月18日
間を積(つも)る様、他には色々在れ共、兵法に居付(いつ)く心あるによって、今傳(つたわ)る處(ところ)心あるべからず、何(いづ)れの道なりとも其(その)事になれば能(よ)く知る物なり、大形(おおかた) [...]