井の中の蛙

井蛙(せいあ)に海を語るべからず。虚に拘(こだわ)るなり。夏虫に氷を語るべからず。時に篤(あつ)きなり。
 
井戸の蛙に海の事を語ってはいけない。それは井戸の中に拘っているからである。夏の虫に氷の事を語ってはいけない。それは夏の季節しか知らないからである。

荘子

 
「井の中の蛙 大海を知らず」はこの荘子の言葉を解り易く訳したものになります。そして誰が作ったのかは不明ですが日本には次のような言葉も派生しているようです。
「井の中の蛙 空の深さを知る」