人を憎み責むる心、軽(かろ)かるべし。重くすべからず
これは貝原益軒の『大和俗訓-心術下ー』にある言葉です
自身の行動すら理想の通りにならず、自ら正しいと思った行いでも間違うことは多い。それなのに人の行いが、自身の思う通りになるはずがない。人の心が同じでないことは、人の容姿が違うのと同じようなものである。人の行動が自身の思い通りにならないからといって恨むような事があってはならない。
続けてこのように書いています
人の心は、時により変わり易(やす)し。人の心も、わが心も、皆、恃(たのむ)むべからず。是(こ)れ後悔なき道なり。
楽しみをしる人は、天を恨みず、世に求めなくして、其(その)分を安んず。楽しみを知らざるものは、是に反す。
楽しみをしる人・・・満足を知り、喜びに気づいて生きる人
其分を安んず・・・状況に満足する