菜根譚・寵辱に驚ず

寵辱に驚ず、閑(しず)かに看(み)る庭前の花開き花落つるを。
 
人気を得ても、辱しめを受けても右往左往することなく、庭先に咲き、また落ちる花をひとり静かに眺めて見る様な心境が大事である。
 


寵辱(ちょうじょく)・・・かわいがられる事と辱められる事(平たく言えば、「いい時」と「悪い時」)