女子に教うる法

女の徳は和順の二をまもるべし、和(やわらか)くとは心を本としてかたちことばもにこやかにうららかなるを云う。順とは人にしたがいてそむかさるを云。

女の徳は「和」と「順」の二つを守ることである。「和」とは心を大事にし容姿も言葉も柔らかく穏やかなことを言う。「順」とは人に従って背かないことを言う。

和俗童子訓-巻之五・教女子法ー/貝原益軒

 
女性があらゆる場で活躍している現在の状況を鑑みると、「女子に教うる法」は戦国のさめやらぬ古い時代の主張なのかもしれません。福沢諭吉も『女大学評論』でこのような事は女性だけに強いることではないと弾劾しています。ただ、社会で力の限界を知る男性がこのような女性像を求めるのもまた現実なのかもしれません。
参考に『女大学』のページにリンクを貼っておきます。