養生訓の一節。
「一日も楽しまずして、はかなく、年月を過ぬるは、愚なりと云うべし。」
なるほど~生まれて来たからには、人生、楽しく生きるべきなのだ。
「たとえ家が貧しくて、幸なくして、飢えて死ぬとも、死ぬるまでは、楽しみて過すべし。」
なるほど~これが儒教の真髄だ。餓死するとも清く楽しく美しく・・・? いやいや腹減って死ぬのはチョット辛すぎるような・・・
管子にも「倉廩(そうりん)実(み)ちて礼節を知り、衣食足りて栄辱を知る」と書かれているではありませぬか。たとえ先生の言葉でもこればかりは実践不可能にござる。