人を批判する言葉が多くなった時には、今の自身に余裕があるのか顧みる。そんな時に役立つ言葉です。自ら心を広く持つことで、ギスギスした人間関係を減らしたり、余計な争い事を避けたりできるのかもしれません。
蝸牛の角上 投稿日2025年8月15日
蝸牛(かぎゅう、かたつむり)に関する三つの言葉を集めてみました。意味はほぼ同じで、「狭い世界で競い合うことの無意味さ」を語る言葉のようです。 荘子は戦国時代の老荘思想の大家、白楽天は唐の詩人で李白や杜 [...]
径路の窄き処は・・・ 投稿日2025年8月11日
径路の窄(せま)き処は一歩を留めて人の行くに与えよ 通りの狭い所では、一歩留まって対面の人に道を譲りなさい 菜根譚/洪自誠 「背水の陣」で有名な韓信は若い頃、市場で荒くれどもを引き連れた [...]
穏やかに聞いてもらうように心がけよう 投稿日2025年5月10日
"上司と口論してはいけない。あなたの判断を穏やかに聞いてもらうように心がけよう" ジョージ・ワシントン プロジェクトの成功ために必死なり過ぎると意見の食い違いで激しい議論も起こりえます。 [...]
うまからずとも褒めて食うべし 投稿日2025年5月4日
朝夕の食事はうまからずとも褒めて食うべし 伊達政宗 間違ってはいないとはいえ不満ばかりを口にしていると周辺の雰囲気も悪い方へ傾いていくもので、その影響は徐々に拡大し辺りは重い雰囲気に包ま [...]
和光同塵 投稿日2024年3月16日
その鋭きを挫(くじ)き、その紛を解き、その光を和げ、その塵を同じうす。 鋭く尖ったものを挫き、争い事を収め、強い陽射しを和らげ、その上で塵の様に存在がどこにあるのかわからない。 老子 『 [...]
能く人を容れる者にして 投稿日2023年3月24日
能(よ)く人を容(い)るる者にして、而(しか)る後、以て人を責むべし。人も亦(また)其(その)の責を受く。人を容るること能(あた)わざる者は人を責むること能わず。人も亦其の責を受けず。 人を受け入れる [...]
春風を以って人に接し 投稿日2021年7月18日
春風を以って人に接し、秋霜(しゅうそう)を以って自らを粛す 佐藤一斎/言志後録 こうはなりたいのですが・・・なかなかです。実際にこういう人はそこそこ見かけるのですが、生まれ持ってのものな [...]