要は須らく志を責むべし

人を教うる者、要は須(すべか)らく其の志を責むべし。聒聒(かつかつ)として口に騰(のぼ)すとも、無益なり。
人に物事を教える者の要はその人の志を教える事が肝要である。口うるさくこまごま言い聞かせても無益である。

佐藤一斎/言志録

 

その人の目指すところや、考え方を諭すことが大事で、うるさく叱っても小言にしかならないどころか逆効果って事はありがちなことです。