天いまだにその人を棄てざるなり

天のその人に禍するは 天いまだにその人を棄てざるなり
天がその人に禍を下すのは、天が未だにその人を捨てていないからである

藤原藤房

藤房は後醍醐天皇に仕え、鎌倉幕府を倒すために奔走します。討幕後の「建武の新政」では恩賞方筆頭に命じられますが、恩賞に関して不正が横行したため、突然出家し以後出仕する事はなかったと言うことです。