楽しみは極むべからず

五経の中の「礼記(らいき)」には「楽しみは極むべからず」とあります。
物事は極めてしまえば面白みが薄れるという言葉で、転じて「何事もほどほどに止め、やり過ぎはよろしからず」といった戒めの言葉なのかもしれません。
益軒も養生訓で「興に乗じて戒を忘るべからず。欲を恣(ほ)しいままにすれば禍となる。楽(たのしみ)の極まれるは悲しみの基なり。」と書いています。

私も若年の頃の休日前夜はすずめがチュンチュンさえずるまでドラクエやバイオハザードにハマっていましたが、ボスキャラを倒してしまえば翌日から微妙な虚無感を感じていました。だからこそ今の若い人たちがスマホにハマるのが理解できないことはないのですが、歩きスマホや自転車スマホで他の歩行者に迷惑をかけたり、ゲームへ多額の課金をして親を心配させたりする行為には気をつけて欲しいものです。「楽の極まれるは悲しみの基」となる可能性がありますので・・・。